お風呂上りにやること

お風呂に入った後の習慣。




それは、


 手の届く範囲で、壁や床、浴槽の水分を軽く拭き上げる


です。


これをやるきっかけを作ってくれたのは祖母。



学生の頃、祖父母が住む福岡へ遊びに行ったときのこと。


「お風呂掃除しようか?」


と祖母に尋ねたら、


「うちは使い終わった後、拭き上げるから、掃除はしなくていいよ」


という返事がかえってきました。


祖母の話によると、福岡の家を建てた際に、施工業者さんとの仲介役になってくれた方が、


「奥さん、お風呂は使い終わった後、水分を拭き上げていれば、掃除は時々で大丈夫ですよ」


と教えてくれたそうです。


へぇ。
それじゃあ、今日はお風呂掃除の代わりに、みんなが入り終わったら、私が拭き上げるね、ということにしました。



その後、私も社会人になり、初めての一人暮らしを開始。


実家では、家事はすべて母まかせ。
ほとんどお手伝いもしていなかったので、あらゆることが手探り状態です。


そんな中、お風呂に関しては、祖母に教わった "拭き上げ" を実行するようになりました。


一人暮らしで狭いユニットバスなこともあり、福岡の家でやったときより、あっという間に終わります。


ムリなく続けられる習慣として自然に定着し、今日現在にいたるまでほとんど欠かしたことはありません。


水分をすぐに拭き上げておくと、カビの防止にもなるし、用事があってお風呂場へ足を踏み入れても、足裏が濡れることもない。


私が祖母から教わった、ありがたい知恵の 1 つです。