保険の見直し

社会人になって、すぐに入った保険。


よく考えずに、標準っぽいのに申し込み、気づけば 20 年も放置状態。


"さすがにどうなのよ" ってことで、見直すことにしました。




まず死亡保障の類は解約。


私に万が一のことがあった場合の諸経費は、私の預貯金を使ってもらいます。



では、預貯金ではカバーしきれない、保険に入っておきたいリスクは何か。


私の場合は、大病をして数年以上、仕事ができなくなるケースです。


そんな確率は相当低いと、これも不要と考える人も多そうですが、私に関しては、身近でそういう経験を目の当たりにしています。


大きな病気をしたときというのは、家族も巻き込む大ごとになりますし、ただでさえ心を割かなければいけないことが多い中で、お金まで心配しなければいけないというのは、やっぱり大変...。


その上、療養期間が 1 年や 2 年では済まないとなると、今の会社を辞めざるをえない状況もありえます。


定年まで、まだ 20 年近くあることを考えると、これには、それなりのリスクがあると捉え、


- がん治療サポートオプション付きの医療保険
  ただし、入院時の保障額は最低限のプラン


- 長期休業補償


には、入ることにしました。



逆に言うと、この "数年以上、療養が必要な大病になって、仕事ができなくなる" 以外は、特に保険でカバーすべきリスクはなさそうです。


そういった観点で整理をして、もともと毎月4千円程度だった保険料を毎月3千円くらいにしました。


定年に近づくにつれ、この先、もらえる予定の所得金額は減るわけですから、不慮の事態で所得がなくなった場合のリスクも減っていきます。


そう考えると、今後も定期的に保険を見直して、保険料を減額していってもよいのかもしれません。