母の茶道の先生にご挨拶



先日実家に帰省した際、母と共に母の茶道の先生にご挨拶してきました。


というのも、私の茶道の先生は、母の先生からご紹介いただいた方。


おかげさまで、とても楽しくお茶のお稽古に通っていますから、直接お会いして一言御礼をお伝えせねば、というわけです。



事前に電話をし、今からあいさつに伺ってもよいかお尋ねすると、快諾してくださいました。


先生のお宅へ向かうと、そこには私にとって、懐かしい光景が広がっています。



子どもの頃、お茶の先生のちょうど裏手のお家で、書道を習っていました。


この書道の先生が、本当にやさしくて、いつものびのび書かせてくれて、大好きだったんですよねぇ。


しかも、通っている生徒さんたちは、軒並み書初めの賞をとるなど、実力派ぞろい。


先生はやさしいだけじゃなくて、教え方も上手だったのでしょう。


「上手に書けたわねぇ」


「あなたは優秀だから」


「あと、もうちょっとここをこうすれば...」


みたいな感じで、子どもたちを褒めて伸ばすタイプの先生でした。



そんな懐かしい道を歩いて、茶道の先生のお宅に到着すると、温かく母と私を迎え入れてくださいました。


最近のお稽古の様子や、楽しく通えていることなどをお伝えすると、先生も喜んでくださり、良かった良かった。


今は亡き、裏手の書道の先生の話にもなり、


「ほんとに良い先生で、昔は子どもたちが次々出入りして、通っていたわよねぇ」


「その中の 1 人が私だったんです」


なんて懐かしんだりしました。



最後には、突然お伺いしたにも関わらず、お土産に金沢の金箔入り(!) のドリップコーヒーをいただきました。




"なにかお目出たいことがあったときに飲もう!"


なんて思っていると、いつまでも飲みませんから、近々ありがたく飲んでみようと思います。



そんなわけで、お世話になった方に、直接御礼をお伝えできて良かった。


色んな方とのご縁にめぐまれて、ほんとありがたいことです。