福岡で祖母との面会、焼鳥屋さんで一息



今回の旅行。


3泊4日というか、初日は夜のフライトだったため、実質旅程は 3 日間。


その中で、鹿児島と福岡を両方詰め込んだのは、理由があります。


1つ目は、鹿児島の祖父母の家を見る。


父方の祖父母は他界しており、鹿児島の家は、空き家になっています。


それが来月いよいよ更地にすることになったため、


"最後にもう一目見たい"


が私の願いでした。



2つ目は、福岡に住む母方の祖母に会う。


93歳の祖母とは、コロナ禍の影響で何年も会えず、時々電話で話すだけ。


祖母の年齢を考えると、いつ何があってもおかしくありませんから、とにかく会えるうちに会っておきたい。



そんなわけで、3日間の中で、鹿児島と福岡両方へ行くことに。


もはや観光はナシ。それは、また次に来た時にします。



そして、ついに福岡で祖母との対面が叶いました!


祖母の暮らす施設からは、


「ガラス越しに 15 分くらい会う形になります」


と聞いていたのですが、施設に到着すると


「対面でお会いいただけます」


と言ってもらいました。うれしい!



面会室にやってきた祖母は、叔母と私の顔を見ると、涙を流して喜んでくれ、私も胸がいっぱいに。


コロナ禍を無事に乗り越え、祖母が元気でいてくれたおかげで、またこうして会えたわけですから、祖母に心から感謝です。


それから、椅子に座って、あれやこれやとおしゃべり。


祖母はかなり耳が遠くなっており、私は時々スマホに文字を打ち、祖母に見せながらお話しました。


認知症などはないため、しっかり会話できます。


積もる話がたくさんあって、結局 30 分以上、一緒に過ごしました。


途中、スタッフさんが面会室に来られることもなく、祖母、叔母、私の 3 人でゆっくりすごせたのは、スタッフさんのはからいだったのでしょう。


本当にありがたい....。


最後は


「またね!」


と言って、手を振りました。


言ったからには "また" の機会をつくらないと。


祖母にとっても私にとっても、"また" を良い励みにしたいです。



無事に祖母に会えたら、私も肩の荷が下りたような気持ちに。


せっかく九州まで来ても、お互いに少しでも体調がすぐれなければ、面会は叶わない。


そんなことを思って、ここ 1 週間は、なんとなく緊張感をもって過ごしていました。


私からの報告を待つ父母妹たちに、LINE で祖母の様子を伝えたら


「よし!飲みにでもいきますかー」


という気分に。


特にあてもなく散策し、ふらっと焼鳥屋さんに入ってみました。





カウンターに座ると、早速ビールを注文。


福岡の焼鳥屋さんですから、たれのかかったキャベツがすっと出てきます。


ビールで喉をうるおし、キャベツをぱりぱり食べながら、気の向くままに焼き鳥をオーダー。


豚バラ 2 本を含む全部で8本、おいしくいただきました。


あー、焼き鳥って最高。


しかも、お会計が 1500円を少し上回る程度なんて安い!


良い一日の締めになりました。