塾/習い事、復習が大切と思うようになったわけ



週 1 回のペースで、通い始めた茶道のお稽古。


習いたてで、覚えることがたくさんあり、家でも 1 日 1 度は動画や本を見て、復習するようにしています。


といっても、かける時間は 10-15 分程度。


これくらいなら、毎日続けられます。



茶道を習っていて、家で復習する人はあまりいないかもしれません。


実際、私の母もそうです。





では、なぜ私が復習をするのか。


私は、塾や習い事というのは、


 "とにかく復習が大切"


 "復習しないと身に着かない"


 "復習しないなら、塾や習い事に通う意味はほとんどない"


と考えています。



その考えに至ったのは、大人になってから。


子どもの頃、塾や習い事にいくつか通っていましたが、当時は


 "家で復習とか練習なんて、めんどくさい...."


と、心から思っていました。


一応母から言われて、毎日30分くらいは、勉強したり、ピアノの練習をしていましたが、本当にイヤイヤやっていた記憶があります。



それから時が経ち、大学生になった私。


小中高と自分もお世話になった塾で、アルバイトを始めました。


個人学習塾で、主に小学生や中学生に勉強を教えていたのですが、自分が教える立場になって、初めて分かったこと。


 "家で復習をしている子と、塾に来たときだけやっている子の違いが歴然すぎる"


です。


もうこれは、塾に来て、数問解いてもらっただけで分かるんですよね。


復習している子は、先週やったことがそれなりに頭に入っている。


復習していない子は、記憶がほぼリセットされていて、先週と同じところからスタートするしかない。



この時、つくづく


"あー、どんなにイヤイヤでも、母が毎日勉強やピアノをやりなさいと言ってくれて、良かったな"


と思ったものです。


そんなわけで、私の中では、


"復習しないなら、塾や習い事に通う意味は 9 割減"


くらいの気持ちが生まれました。


もちろん、楽しさも大切ですが、日々復習して身に着いたり、上達することが、そもそも楽しい。


最近は、茶道のことを思い出す時間が、毎日のちょっとした楽しみだったりします。



とにもかくにも、習い事は通えば身に着くってものではない。


復習って、ほんとのほんとに大切です。