福岡の祖母と電話でおしゃべり



夜 9 時前、ゴロゴロしながら読書をしていたら、スマホの着信音が鳴りました。


スマホを取り上げて見てみると、画面には祖母の名前。


すぐに通話ボタンを押しました。



「あー、元気ね~?」



明るい博多弁の祖母の声です。



「元気元気。おばあちゃんは?」



「元気にしとるよー」



そこから、お互いや家族の様子についての近況報告。


そして、祖母が時々送ってくれる美味しい食べもののこと等、話題はつきません。



先日送ってもらった "ピエトロ・コロンビナ エキストラバージンオリーブオイル" は



「お塩を少し足して、サラダにかけるといいよー」



だそうです。


なるほど。
齢90を過ぎても元気で独り暮らしをしている祖母の、健康の秘訣を垣間見たような気持ちになりました。



私が子どもの頃、祖父母は車で 10 分くらいの距離に住んでいました。


私たち三姉妹はしょっちゅう祖父母の家に泊まったり、遊びに行っていて、優しい祖父母の家で、普段以上にのびのび、わがままいっぱいに過ごさせてもらっていました。


帰るときにはいつも、


「やだー、今日も泊まりたいー!」


とゴネていたものです。



お正月やお誕生日、クリスマスも、みんなで祖父母の家に集まって祝うのが恒例で、楽しい思い出がたくさん。


そんなこともあって、自分は親だけでなく、祖父母にも育ててもらったという感覚があります。


私が高校に入学する頃、祖父母は地元である福岡に戻り、以前のようには頻繁に会えなくなりましたが、夏休みなどを利用して遊びに行かせてもらっていました。


なので、福岡は今でも私にとって愛着のある特別なところです。



コロナ禍になって、高齢の祖母に会いにいくことを控えていましたが、電話で声を聞くと、やっぱり会いたくなりますね。






ここ 1, 2 ヶ月は事情があって、遠出が難しいのですが、一段落したら福岡に行こうと思います。