東は右で西は左の覚え方



同僚と話しながら、オフィスの廊下を歩いていた時のこと。


「次の会議室って、どっち側だっけ?」


「会議室の名前に、E とか W とかついてるけど、ビルのどっちが東でどっちが西か分からなくなるんだよね」



そう、私は方角が苦手です。


時々、男の人で常に東西南北が分かっている人がいますよね。


あれはいったい、どんな能力なんでしょう。


なぜ自分がいる地点のどっちが北で、どっちが南かが分かるのか。


能力が皆無の人間からすると、ナゾすぎます。



この日、しゃべっていた同僚も、私と同じように方角感覚がないようで。


「だいたいさぁ、地図を見たときに、上が北で下が南は分かるよ。
でも、左右どっちが東かすら、ちょっと迷うもん。」


「わかるー!」


「そういうときの私の思い出し方はね...」



同僚に説明した私の覚え方はこうです。


 東と西


 → ひがし と にし


  → ひだり と みぎ に似ている


   → だから、ひがし は ひだり っぽい


    → でも逆!!!


    結論: 東は右



ポイントは、「でも逆!!!」。


これさえ、覚えておけば正解にたどり着けます。



そして、この説明をし始めたときの、同僚の反応。


「東と西って、左と右に似てるでしょ」


と言ったあたりで、


「あー!!!わかるー!!!!私と一緒!」



なんとー!


同じ覚え方をしている人が、他にもいるとは!


この話を人にしたのは、人生初。


にもかかわらず、同じ覚え方の人に出会うなんて。


実は同じように覚えている人が大勢いるんでしょうか。


もしくは、他にも良い覚え方があったりするんでしょうか。



「でも逆!!!」、結構便利なんですよね(笑)