軽井沢最終日に食べたもの
軽井沢の最終日。
朝食は宿泊した万平ホテルでいただきました。
それまでの 2 日間、朝ごはんはコンビニで買ったおにぎりやインスタントのお味噌汁だったので、なかなかのギャップ(笑)
というのも、やれ結婚式だ、母の古希祝いだと、豪華なお食事がつづき、
"おにぎりやお味噌汁でちょっと息抜き"
くらいがちょうど良かったのです。
ただ、最終日はせっかく万平ホテルにいるんだからと、ホテルの洋食の朝ごはんをいただきました。
私は普段、生野菜を好まないのですが、長野など旅先で食べるサラダが非常に美味しく感じることがあります。
なぜなのでしょうか。不思議。
こちらのサラダもドレッシングはもちろんのこと、お野菜そのものも大変美味しかったです。
そして、今回の旅の最後のごはんはこちら。
峠の釜めしです。
実は峠の釜めしにはちょっとした忘れられない思い出が。
中学生のとき、修学旅行先でお昼に配られたのがこの峠の釜めし。
移動中のバスで熟睡した私は腹ペコでした。
列に並んで順番を待ち、ようやく受け取った釜めし。
半分眠気眼で、受け取った際、てっぺんで結ばれている紐だけを持ったのが間違いでした。
あっという間に、スルスルスルッと紐がとけて、
ガシャーン!!!
釜めしはあっけなく割れました.....。
私、しばし茫然.....。
謝りつつ、先生にも手伝っていただきながら、なんとか片づけたものの、もちろん割れてしまった釜めしは食べられません。
先生から
「余りあるかなぁ。ちょっと分からないから待ってて。」
と告げられ、もしかしたらこの腹ペコ状態でお昼ご飯抜きかもしれないという事実に再度茫然....。
待っていた時間はそんなに長くなかったはずですが、私にとっては果てしなく感じました。
そして、最後の 1 人の生徒さんが受け取り.....
ダンボールを覗くと、そこには釜めしが 1 つ!
「はい、じゃあ、これいいよ」
と先生に渡してもらったときの嬉しかったこと。
そして、バスの中で食べた釜めしの美味しかったこと!
あのおいしさは、いまだに忘れられません(笑)
そんな思い出の釜めし。
帰りの新幹線でちゃんと注意して、底にも手をあてながら取り出し、車窓から緑を眺めながらゆっくりとほうばりました。
あの頃の印象を裏切らない相変わらずのおいしさで大満足。
よい旅のしめくくりとなりました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。