フレンチトーストの思い出

2回目のワクチン接種のついでに、実家に立ち寄りました。


母が出してくれたのは、フレンチトースト。


母のお友だちの手作り食パンを使っており、とってもおいしかったです。




子どもの頃、母は時々朝ごはんにフレンチトーストをつくってくれました。


私たち三姉妹は大喜びで、一枚一枚焼けるのが待ち遠しかったものです。



私が小学校一年生のとき、独力で初めてつくった料理(?)もフレンチトースト。


それまでも、母が隣にいて作ったことはありましたが、完全に一人なのは初めて。


妹の出産で母が不在にしていて、家には出勤前の父と私だけでした。


はりきって作り始めたものの、食パンを一枚、卵液に浸したたときに、何かイヤーな予感が....。


まさにスターウォーズでいうところの


"I have a bad feeling about this."



恐る恐る入れた調味料の容器を確認すると....



「塩」



がーーーん!!!


砂糖のつもりでたっぷり入れちゃったよ!!




すっかり動揺し、もはや半泣きで父に報告。


父は
「おぉ、そうかー。じゃあ、作り直そう。」
と塩入り卵液と食パンをあっさり処分。


それを見た私は罪悪感でいっぱい。


その後、気を取り直して、もう一度つくったものの、忘れられない苦い体験になりました。



あれから、30年以上たった今も砂糖と塩を使うときは慎重になります。


そういう意味では良い学びになった出来事かもしれませんね。