祖父から習った英語の曜日の覚え方



実家にいると、両親や妹と、よく祖父母との思い出話をします。


この間は、


"実は祖父の専攻が英語だった"


という話になりました。



それで思い出したのが、祖父に教わった英単語。


あれは、私が中学校に上がる前でした。


親戚の結婚式か何かで、祖父がめずらしく鹿児島から出てきて、我が家に泊まったことがありました。


祖父を中心に夕飯を囲んでいた際、どういう流れだったか忘れましたが、


 英語での曜日の言い方


について、祖父が話し始めました。



すべては覚えていないものの、たとえば



「火に水をかけると、どんな音が出る?」


「"ちゅーっ" っていうでしょ?」


「だからチューズデイ (Tuesday)」



みたいな感じです。



他には


「水田に苗をウエンズデイ (Wednesday)」


「木刀を腰にサーズデイ (Thursday)」


「お土産持って、ご無サタデイ (Saturday)」



などなど。


まだ小学生だった私は、英語の勉強を始めていなかったので、ゲラゲラ笑いながらも、実はそれで曜日の言い方を覚えました(笑)





うちの両親も


「へぇ、昔の人は、そんな風にして覚えたんだねぇ!」


なんて笑って聞いており、初耳だった様子。


あくまで、戦前に学生時代を送った祖父母世代の人たちの覚え方みたいです。



その後、私は地元の中学校に上がり、英語の授業がスタート。


英語の担当になった、白髪を少し紫色に染めた女性の先生が、


「木刀を腰にサーズデイ!」


と、曜日の英単語を教えてくれましたのが、今でも忘れられない思い出です(笑)