TGIフライデーズの思い出
体力の低下が気になっている今日この頃。
いつものように在宅での仕事がひと段落した後、外に出てみることにしました。
目的もなく、ぶらぶらと歩いていたら、たまたま通りがかったのが TGI フライデーズ。
アメリカンな雰囲気がただようレストランです。
都内を中心にいくつかあるこのお店を見かけると、大学の頃の思い出が蘇ります。
実は、私が初めて TGI フライデーズを訪れたのはロンドンです。
大学一年の夏に、学校のサマープログラムに参加し、3 週間ほどイギリスの大学の寮に滞在しました。
プログラムには、同じ学科に所属する 1 年生から 3 年生まで総勢 15 名ほどと、引率の教授 1 名が参加。
現地の大学では、大学生が 2 名ついてくれて、私たちと同じ寮に泊まりながら、生活の面倒をあれこれみてくれました。
寮での食生活は、基本、朝昼晩と大学の学食です。
最初の数日は物珍しくて、喜んで食べていましたが、そこはイギリスの食事。
今はイギリスの食事情もだいぶ変わったのでしょうが、当時は "評判で聞いていた通り" という感じで、あっという間に飽きました(笑)
大学側も、テーブルに Soy Source の瓶を置くようになったり、工夫はしてくれていたものの、くたくたに茹でられた野菜や豆、調理法こそ違えど毎度毎度登場するジャガイモなどに、食欲が減退気味。
そんな私たちを見かねてか、現地の学生の 2 人が
「おいしいものを食べにロンドンに行きましょう!
そのお店は色んな種類のシェイクがあって、オススメよ。」
と誘ってくれました。
「やったー!」
全員大喜びで、電車に揺られること約 20 分。
着いたレストランが、なんと TGI フライデーズ。
イギリスのおいしいものを食べるのかと思いきや、アメリカンダイナーでした(笑)
それでも久しぶりの濃い味付けの食事に、みんなでワイワイ大盛り上がり。
たらふく食べて飲んで、大満足の夜になりました。
そんな救世主となってくれた TGI フライデーズ。
夏休みも終わり、いつもの学生生活に戻ってしばらくした頃、日本の 1 号店が渋谷にオープンするというニュースが!
オープン直後に、サマープログラムに参加した友人と誘い合って、早速訪問。
食事をしながら、イギリスの思い出話に花を咲かせたのは、言うまでもありません。
そんなわけで、TGI フライデーズは一般的にはアメリカン感溢れたレストランだと思いますが、私にとってはイギリスなのです(笑)
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