ついに読みました「銃・病原菌・鉄」
10年以上、存在は知っていた名著「銃・病原菌・鉄」。
面白いという話を耳にはしていましたが、読んだことはありませんでした。
何しろタイトルが...。
「銃・病原菌・鉄」って!(笑)
なんかすっごい堅そう!難しそう!
でも、最近家にいる時間も長いし。
その原因もコロナの流行、まさに病原菌だし。
ということで、図書館から借りてきました。
読み終わっての結論。
面白かったです!
人類はどこで何を獲得、発展し、どう移動してきたのか。
なぜオーストラリアはヨーロッパ人が占めていて、その逆であるアボリジニがヨーロッパを占めることにならなかったのか。
そこには、人種の違い等ではなく、地理地形、繁殖している野生動植物の種類といった環境が大きく起因していた。
非常にざっくり言うと
地理地形/動植物環境 → 食料生産 → 人口密度アップ → 分業/集権 → 技術の発達
ということのようです。
この流れを、考古学や言語学から分かるファクトベースで紐解いているアプローチが、個人的な面白ポイント。
とても納得感がありました。
とはいえ、スイスイ読めるという本では決してなく、上下巻すべて読むのに、2週間強。
図書館から借りられる期間は 3 週間なので、途中、
「上巻が読み終わってから下巻を借りれば良かったかも...」
と頭をよぎったりました。
ひとまず、ずっと気になっていた本が読み終えて、内容も面白かったので満足。
返却日に間に合わせるべく、図書館へ行ってきます。
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